最後にFR200。上下の画角が185度なので、静止画でも狭めに感じる。ほかのカメラでは外周に床面が写り込んでいたが、FR200では床面がまったく写っていない。360度画像はやはり半分がブラックアウトしているのが気になる。画質的にはそこそこの解像感があり、解像度の落ち具合が少なめ。ハコスコでの視聴は半球であることが気になってしまうが、解像度は高めで奥行き感もそこそこあるので、FR200は2台接続してこそとの印象が強くなった。
PlayStation VRで見た場合も気になるのは画角。正面を観ると半分はブラックアウトした状態なので、絶えず上を向いていないと楽しめない。解像感や立体感は高め。
FR200の360度画像はこちらから。(CNET Japan facebookページにリンクします)超広角レンズとしての静止画撮影に関しては、どのカメラも解像感が高く、キレイに撮影できる。しかしFacebookの360度再生やPlayStation VRでの視聴となると、どのカメラも解像度がガクンと落ちる。その中でもTHETAは解像度の劣化を抑えている感じだ。元画像には大きな差がないだけに、将来的にはアプリなどで解消される可能性も考えられる。
現状では360度静止画を撮影するのが目的であれば、THETAが一歩リードしている。次回は、スマートフォンとの連携やアプリの使いやすさ、機能について検証する。
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