Keymission 360は、円球の状態で静止画を書き出すには、PCの専用ソフトで0.5倍の切り出しをしなくてはならず、その状態だと画像の解像度が著しく落ちてしまうので、今回は判定外。ハコスコでの視聴は、THETA同様、全天球なので空間への没入感は高い。解像感や奥行き感も十分だ。PlayStation VRで観た場合は、多少ノイズ感が気になる。人物などが書き割りのような印象で、若干平面的。建物全体はしっかりと空間感を感じられる。
Keymission360の360度画像はこちらから。(CNET Japan facebookページにリンクします)次は360fly 4K。静止画は解像感が高く、立体感もある。周囲の甘さはSP360と同様だが、全体的にスッキリ、クッキリした印象。Facebookの360度画像はほかと同様にかなり解像感が落ちる。操作性としては、死角となる部分がまったく見られないようにドラッグしても画面が切り替わらなくなっている。上方向も遊び部分がないので、今回の構図の場合、天井全体は見渡せない。ハコスコでは解像感や奥行き感が十分に感じられた。
死角部分がミラーになっており、そこを見せないようにしているのか、真正面を見ていても若干上を向いているような角度で表示される。ナナメ上を見ると真上が見られるくらいズレる。そのせいで没入感が多少失われてしまう。PlayStation VRでは、静止画の外周部分が死角部分に引っ張られるような演出がされており、下半分は作り物のようになっている。ブラックアウトした部分がないので全天球感を多少出しているが、実際の場所と別物の印象を受け、ハコスコの時と同様に没入感が落ちる。画質的にもノイズ感があり、解像感は低め。
360fly 4Kの360度画像はこちらから。(CNET Japan facebookページにリンクします)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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