パナソニックは1月12日、モバイルの本質「軽量」「長時間」「頑丈」「高性能」を追求したモバイルPC「レッツノート」の2017年春モデルとして、「XZ6」シリーズを2月17日から、「SZ6」「RZ6」「LX6」シリーズを1月20日から発売すると発表した。なお、予約の受付は1月12日から開始している。
同社によると、レッツノートは、1996年の発売以来「軽量」「長時間」「頑丈(タフ)」「高性能」というコンセプトのもと、ビジネス用モバイルPCとして開発・進化を続けている。
20年の集大成として、春モデルでは、レッツノート初の着脱式のタブレットモバイルPC「XZシリーズ」を発売。XZシリーズは、第7世代インテル Core iプロセッサ、充実したインターフェース、長時間駆動、頑丈性能を確保しつつ、着脱式ノートPCとして世界最軽量を実現。メインマシンとして使える高性能モバイルPCで、さらに軽量タブレットとして、プレゼンや情報チェックにも活用できるレッツノートの新シリーズとなる。
また、2mmストローク/19mmピッチ(横)の打ちやすい本格キーボードと、豊富なインターフェース(USB×3、LAN、VGA、HDMI)を搭載。タブレット部には、USB Type-C ポート、顔認証対応IRカメラを搭載している。
キーボードベースに装着するバッテリパックは交換に対応しており、タブレット部の内蔵バッテリとの組み合わせで、約9時間~約15時間の駆動が可能。タブレット部のみでは、約4.5時間/約9時間駆動が可能となる。
モバイルシーンでのリスクに備える頑丈設計として、76cm落下試験実施(ノートPCスタイル時:動作時底面方向、タブレット部:動作時6方向)、100kgf加圧振動試験実施(ノートPCスタイル時)している。
12.0型(横縦比3対2、2160×1440dpi)の着脱式ノートPCとして、世界最軽量約1.019kgの軽さを実現。タブレット部単体では、約550gの軽量設計になっている。
軽量と頑丈を両立するため、頑丈タブレット「TOUGHPAD」でのノウハウを活かし、剛性の高いマグネシウム合金製のリアキャビネットとフロントシャーシを、厚みを極限まで薄肉化し、それらとタッチパネルの3層構造にすることで、強度を確保しつつ、軽量化を実現。着脱部には、耐久性のある高速伝送頑丈コネクターを新開発した。
インテル Core i7-7600U vProプロセッサを搭載したプレミアムモデルとインテル Core i5-7300U vProプロセッサを搭載した通常モデルが用意される。希望小売価格は、プレミアムエディションが33万3800円~。通常モデルは26万9800円~となる。
12.1型モデルのSZ6、10.1型モデルのRZ6、14.0型モデルのLX6シリーズは、法人向けモデルで、vProテクノロジに対応した、第7世代インテル Coreプロセッサを搭載。
SZ6とLX6シリーズについては、インテル Core i7-7600U vProプロセッサを搭載したプレミアムエディションとインテル Core i5-7300U vProプロセッサを搭載した通常モデルが用意される。
希望小売価格は、SZ6シリーズのプレミアムエディションが25万3828円~。通常モデルは22万4800円~。「LX6」シリーズのプレミアムエディションが24万8628円~。通常モデルが20万9400円~。
「RZ6」シリーズのプレミアムエディションでは、インテル Core i7-7Y75 vProプロセッサを搭載。通常モデルでは、インテル Core i5-7Y57 vProプロセッサを搭載した。
希望小売価格は、プレミアムエディションが29万9128円~。通常モデルは、20万7400円~となる。
また、XZ6、SZ6、RZ6の個人店頭/法人向けモデルでは、受信時最大300Mbps、送信時最大50Mbpsに対応したLTEデータ通信(SIMロックフリーのnano SIMスロットを搭載)に対応したモデルをラインアップしている。
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