有機ELテレビ「X910」シリーズをリリースした、東芝からもう1つの“ハイエンドREGZA”「Z810X」シリーズが登場した。液晶テレビ用に最適化した「レグザエンジンBeauty PRO」を搭載し、地上デジタル放送の高画質再生を実現する。発売は2月上旬。
東芝映像ソリューションは1月11日、液晶テレビの新シリーズとしてZ810Xを発表。ハイエンドモデルに位置づける。有機ELテレビX910シリーズと同等のレグザエンジンBeauty PROを搭載し、肌の再現力を追求。「地上デジタル放送と映画をとことんきれいに見せる」ことにこだわった。
映画などの24フレーム映像は、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行うことで、リアルな映像を再現する「熟成超解像」、5フレームを参照し、ノイズ処理と精細感を復元する「アダプティブフレーム超解像」、暗部と明部の階調を高コントラストながら復元する「ローカルコントラスト復元」など、有機ELテレビと同じ高画質処理を液晶テレビ用にチューニングし直して採用している。
HDRは、AI技術を活用することで、高精度なHDRクオリティへと復元することが可能。64色軸の色空間処理により「広色域復元プロ」により、自然な色彩再現ができる。
Z810シリーズならではの高画質機能として、暗いシーンで再現しにくいきらめき感を得られる「きらめき復元」も採用。液晶テレビが苦手とするピーク感を際立たせることで、高画質再生を追求する。
ラインアップは、65V型の「65Z810X」(想定税別価格:63万円前後)、58V型の「58Z810X」(同:42万円前後)、50V型の「50V810X」(同:35万円前後)の3モデルを用意。本体には、地上デジタルチューナ9基、BS、110度CSデジタルチューナ3基を搭載したほか、4K放送対応の「スカパー!プレミアムサービス」チューナも装備する。
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