LG Electronicsの次期主力スマートフォンには、アスペクト比18:9の5.7インチQHD+液晶ディスプレイが搭載されるという。LG Displayが明らかにした。
ディスプレイのアスペクト比は4:3、3:2、5:3、そして16:9と進化してきた。これによって、画面を大きくしつつ手に持ちやすい形にすることができる。この進化には、さらに多くのマルチメディアコンテンツを表示するためにより大きな画面が欲しいという消費者の要求が反映されている。
また、18:9のアスペクト比により、マルチウィンドウ機能を利用する消費者にとって最も使いやすいように端末を最適化することができる。
QHD(Quad HD)は1440×2560ピクセルで、解像度はHD(720×1280)の4倍だ。LG DisplayのQHD+は、1440×2880ピクセル(564 PPI)の解像度を誇る。
このディスプレイの厚さはわずか1mm。ベゼル幅は、LG Displayの前世代のQHD液晶ディスプレイよりも左右で0.2mm、下端で0.54mm狭くなっている。
透過率は10%高くなって屋外で画面が見やすくなっており、ディスプレイの消費電力は前世代よりも30%削減されている。
毎年春にリリースされるLG Electronicsの主力モデルである「G」シリーズは、競合製品に後れを取っている。2016年の「G5」の販売台数は、同社予測のわずか半分にとどまった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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