Nokiaの携帯電話事業を2014年にMicrosoftが買収してから初の「Nokia」ブランドのスマートフォンを、HMD Globalがリリースする。同社はNokiaブランドを独占使用する権利を取得している。
5.5インチの「Nokia 6」を2017年の早い時期に発売すると、HMD Globalは現地時間1月7日に発表した。中国のみの販売となる予定だ。HMDによると、「世界中のさまざまな市場で、消費者の実際のニーズに対応することを目指す」ためだという。
Nokia 6は、1920×1080のHD画面、Qualcommの「Snapdragon 430」プロセッサ、4GバイトのRAM、64Gバイトのオンボードストレージを搭載し、microSDに対応する。背面に16メガピクセル、前面に8メガピクセルのカメラを装備し、バッテリ容量は3000mAh。
また、Nokia 6には「Android」の最新版である「Android 7.0 Nougat」が搭載されている。
フィンランドを拠点とするHMDは2016年12月、すべてのスマートフォンおよびタブレットにNokiaブランドを使用する権利を獲得した。同社はNokiaに、ブランドおよび特許の使用料を支払っている。
「Nokia 6は、実証済みのNokiaスマートフォンの純正なエクスペリエンスを基盤に、自社製品のあらゆる階層にわたってデザイン、材質、製造イノベーションにおける新しい基準を打ち立てようというHMDの大きな目標に向けた最初の一歩だ」とHMD Globalは述べた。
HMDは、2017年上半期にさらなる新製品をリリースする予定だという。Nokiaブランドのスマートフォンとタブレットを市場で展開するために、今後3年間で5億ドルを投入する計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス