TSUTAYA、VR機器のレンタルをスタート--期間、店舗限定で無料体験ブースも

加納恵 (編集部)2016年12月27日 14時55分
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 TSUTAYAは無料体験とレンタルという2つの施策で、VR市場をバックアップする。1月31日までの約1カ月間、東京都世田谷区のTSUTAYA馬事公苑店に、店頭無料体験用のHTC「VIVE」、レンタル用の「IDEALENS K2」を用意する。

VRが体験できる専用ステーション
VRが体験できる専用ステーション

 店頭にはVR体験ができる専用ステーションを設置し、ゲームを中心とした体験コンテンツをそろえる。専用ステーションには2台のVIVEとコントローラを用意し、モニタに映し出される手順に従っていくことで、VR体験が可能。専用オペレーターは不要で、手軽に体験できる環境を提供することで、利用率を上げる。

専用ステーションには2台の「VIVE」を用意している
専用ステーションには2台の「VIVE」を用意している

 一方、レンタル用としては15台のIDEALENS K2を用意。レンタル税別価格は1泊2日1000円、2泊3日2000円、7泊8日4000円。ゲーム、映像作品を中心に14タイトルを用意するほか、期間中に成人向けコンテンツも追加する予定だ。

 VIVEは直観的なコントローラで、360度動き回れる機動力と完成度の高いグラフィックが体験できること、IDEALENS K2は、簡単に装着できるオールインワンタイプに加え、本体重量が約295gと軽量で携帯性に優れることが、この2モデルを採用した理由だという。

レンタル用の「IDEALENS K2」。全15台をそろえる
レンタル用の「IDEALENS K2」。全15台をそろえる

 今回のVR無料体験と機器レンタルは、TSUTAYA馬事公苑店限定の実験的な取り組み。TSUTAYAでは、今までもゲーム機やDVDプレーヤーなどのレンタルを手がけており、ハードウェアのレンタル経験も豊富だ。今回のVR機器は、レンタル商材としての可能性を探ることと、ユーザーのニーズをくみ取ることを目的に実施。コンシューマ向け市場が完全に出来上がっていないVR機器を、どういった層が求めているのか、またどんなコンテンツやハードであれば、受け入れられやすいのかを探っていく。

 馬事公苑店は、東京都世田谷区用賀に位置する店舗。レンタルのほか本、文具、セルCD販売を手掛け、カフェも併設している。近所に住むファミリー層に加え、東京農業大学前という場所がら学生の利用も多い。

TSUTAYA馬事公苑店
TSUTAYA馬事公苑店

 都内の店舗でありながら最寄り駅から距離があり、ロードサイド店としての顔も持つ。地方を中心にロードサイド店が多いTSUTAYAは、シミュレーションしやすい馬事公苑店を選んだとのことだ。

 今後は、レンタル機器ユーザーにアンケートを配布し、装着感、操作性、レンタル価格などへの要望を集めていくほか、レンタル機材やコンテンツの数も増やしていく予定。終了までの約1カ月で、店頭体験とレンタルを合わせ約2000人の利用を見込む。期間終了後には他店舗への展開なども考えているという。

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