Googleの親会社のAlphabetは、少なくとも当面の間、ハンドルもペダルもない車を作る計画を中止すると報じられている。
自律走行車の実現を目指していたAlphabetは、自動車メーカーとの提携に軸足を移し、自律走行の機能を持ちながらも、車の操縦に必要な従来の運転席の機能を残した車の開発を支援することにしたと、The Informationが米国時間12月12日に報じた。この方針変更により、Alphabetは自律走行車を使った相乗り支援サービスを2017年末までに開始できる可能性が高まったと、The Informationは同プロジェクトに詳しい情報筋の話として報じている。
Googleは2014年、自律走行車のプロトタイプを発表した。同社は乗り物を、ハンドルもアクセルもブレーキもない車の先駆けとして一から開発していた。このプロトタイプの狙いは、現在の運転者に欠かせない自動車の各種コントロールの代わりに、内蔵センサーとソフトウェアシステムを使って、車を安全に走らせることにあった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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