腕輪型スマートトイ「Moff Band」を提供するMoffは12月9日、三菱総合研究所(MRI)と、介護予防・リハビリテーションなどのウェルネス新サービスの事業展開を目的に提携したことを発表した。
運動時に体に装着したMoff Bandからリアルタイムに身体機能データを取得することで、利用者本人が運動の結果を正しく確認し、身体機能の回復および、介護予防の効果を高めることが期待できるという。
また、三菱総合研究所からMoffへの出資についても合意。同サービスの開発を加速させ、2017年4月には第1弾のサービス提供を目指す。長期的には、同サービスを通じて蓄積した身体機能データに基づく新たなサービス開発や、分析基盤の構築にも取り組む予定だという。
さらにMoffは、今回の提携を通じて、自社のウェアラブルIoTプラットフォームが、日本国内における介護予防とリハビリテーションを始めとした、自立した健康社会のためのサービスインフラとなることを目指す。特に介護予防については、世界の中でも課題先進国である日本発のソリューションとして、米国・アジア等への進出も視野に展開するという。
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