Xiaomiのスマートフォン販売は減少したかもしれないが、同社は心配していないようだ。
Xiaomiのグローバルバイスプレジデントを務めるHugo Barra氏はReutersとのインタビューで「基本的にわれわれは、(携帯端末を)利益なしでユーザーに提供している」と語った。「100億台のスマートフォンを販売したとしても、利益はまったくない」(Barra氏)
Xiaomiのスマートフォン事業は、ハードウェアを販売することだけではなく、何年間にもわたるサービスからの経常収益を得ることで成り立っているとBarra氏はReutersに述べた。また、スマートホーム機器の販売やソフトウェアエコシステムからの売り上げが利益の増加を促すことに期待しているという。
Xiaomiはこれまでにインドとアジアに投資しているが、現在は米国の消費者に対する直接販売のための下準備をしているとBarra氏は述べた。
Xiaomiは、まったく新しい製品を家電見本市CES 2017で発表する計画だ。同社がCESに出展するのはこれが初めてとなる。出展される新製品はスマートフォンではないかもしれない。Xiaomiは、スマートフォンやフィットネスバンド、電動自転車、ロボット掃除機のほか炊飯器などあらゆる種類の電気製品を競合他社よりも低い価格で販売していることで知られている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス