サムスンは、QD Vision買収のうわさを認めた。量子ドット(QD)ディスプレイ技術部門の強化を図る意向だ。
SamMobileが報じているように、サムスン先端技術研究所(Samsung Advanced Institute of Technology:SAIT)所長の鄭七熙氏が買収を認めた。買収は来週正式に発表される予定。
詳しい金銭的条件は公表されていないが、韓国のYonhap Newによると、買収金額は推定約7000万ドルだという。
マサチューセッツ州レキシントンを拠点とするQD Visionは、量子ドットディスプレイ技術を手掛けている。PCモニタやテレビなどのディスプレイに量子ドット技術を適用すると、従来技術より鮮明な発色を実現するとして注目を集めている。
サムスンはここ数か月、「Galaxy Note7」の爆発とそれに伴う世界規模のリコールに悩まされていた。
これとは別に、韓国ソウルにある同社本社は、韓国の朴槿恵大統領が、サムスン傘下の建設会社サムスン物産と第一毛織の合併を承認するように国民年金公団に圧力をかけたとする疑惑に関連して、国民年金公団とともに強制捜査を受けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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