ヘッドホンは音楽を聴くためのガジェット、という思い込みを覆すデバイス「Vinci」が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場した。見た目はヘッドホンだが、スマートフォンを装着しているような機能を提供してくれる。
Vinciは、各種操作が音声コマンドで実行できるワイヤレス対応ヘッドホン。3.2インチ画面を使ったタッチ操作にも対応している。
音楽を聴くだけでなく、3Gネットワークや無線LAN(Wi-Fi)経由でインターネット接続し、さまざまなオンラインサービスやクラウド環境にアクセスできる。さらに、プロセッサやストレージメモリ、マイクなども搭載し、音声アシスタントとしても機能する。もちろん、通話も可能だ。
単体でインターネット接続できるため、利用する際にスマートフォンと連携させる必要はない。また、BluetoothやUSBでスマートフォンと接続できる。
「Spotify」「SoundCloud」「Amazon Music」といった音楽サービスや、音声アシスタントサービス「Amazon Alexa」に対応している。音楽再生を音声で操作したり、検索やテキストメッセージの読み上げを音声で指示したりできる。
16ギガバイトまたは32ギガバイトのメモリを搭載しているので、オフライン環境でも音楽再生や地図の確認といった操作が実行できるという。
さらに、加速度計、ジャイロ、近接センサ、心拍センサ、GPS、電子コンパスなども内蔵しており、アクティブトラッカーなどの機能も提供する。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月23日まで。記事執筆時点(日本時間11月21日11時)でキャンペーン期間は31日残っているが、すでに目標金額5万ドルの4倍近くとなる約19万3000ドルの資金を集めている。
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