Donald Trump氏は米国時間11月13日夜に米CBSで放送されたドキュメンタリー番組「60 Minutes」のインタビューで、Twitterを今後も使い続けると語った。Trump氏は物議を醸した大統領選挙で勝利を収めたが、それにTwitterが貢献したことは、同氏や多くの識者も認めている。
Trump氏はインタビュアーのLesley Stahl氏に対し、「今後はTwitterを使うとしても、過激な発言はしないだろう。今後は抑えた発言をする。Twitterは非常に素晴らしい。現代的なコミュニケーション手段だ。われわれが恥じるべきことは何もないはずだ」と述べた。
賛成派と反対派がはっきり分かれる民主党の対立候補Hillary Clinton氏との大統領選挙では、TwitterやFacebook、WikiLeaksも舞台となった。Trump氏は当選後初となる長時間インタビューで、ソーシャルメディアが同氏の型破りな選挙運動で途方もなく大きな役割を果たしたことを認めている。
「それが現状だ。FacebookやTwitter、Instagramなどの数字に関して、私には非常に大きな力があると強く信じている。相手が私よりはるかに多くのお金を使っている選挙のすべてで、私が勝利を収めることができたのは、そのおかげだと考えている」(同氏)
Trump氏は対立候補の選挙資金の使い方も批判し、「ソーシャルメディアには、彼らの使うお金より大きな力がある。私はそのことをある程度証明したと自負している」
さらに、Trump氏はソーシャルメディアについて、従来型メディア機関に対する反論にも効果的だと賞賛した。ソーシャルメディア分析グループによると、Trump氏は毎回、ほとんどの対立候補より多くのコメントを発生させたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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