YouTubeは、親会社のGoogleが開発した最新の仮想現実(VR)ヘッドセット「Daydream View」でVR動画を視聴できるアプリ「YouTube VR」をリリースした。
難点は、少なくとも今のところ、Daydream Viewがないとアプリをチェックできないところだ。11月10日に米国などで発売されたDaydream Viewを使うには、Googleの新しいスマートフォン「Pixel」が必要となる。
YouTubeは10日に投稿したブログで、この新しいスタンドアロンのVRアプリを使えば、360度カメラで撮影されたYouTube動画を存分に体験したり、同サイトに投稿された通常のあらゆる動画をバーチャルな映画館で「上映」して観賞したりできるとした。
バーチャル映画館での動画観賞は、動画サービスを提供する多くの企業が採用している手だ。これにより、VRコンテンツがあまりなくてもVRアプリを提供できる。YouTubeは、すでに公開されているVRコンテンツを強調した。たとえば、人気ユーチューバーMeredith Fosterさんのお部屋ツアー、Tastemadeの料理動画、HuffPost RYOTのニュース速報などだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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