パナソニックは10月28日、上肢障がい者や高齢者向けのテレビリモコンとして、「レッツ・リモコン AD」(税別価格:1万円)と「レッツ・リモコン ST」(同:5800円)の2機種を発表した。介護用品を扱う販売店などで、11月11日に発売する。
レッツ・リモコンは、大型ボタン6つのシンプルデザインで、こぶしや親指でもボタンが押せるテレビリモコン。ボタンはクリック感を重視し、押したことを音と光で確認できる。赤外線信号を複数の方向に発信するため、リモコンをテレビに向ける負担も軽減する。
レッツ・リモコン ADは、手の不自由な上肢障がい者や要介護度の高い高齢者向けに、別売りの外部入力スイッチを接続できる、入力補助タイプの横型。レッツ・リモコン STは、要介護度の低い高齢者向けに、手のひらで握って使える縦型だ。
入力スイッチは、「手押し式スプリング」(税別価格:3000円)、「足踏み式」(同:3000円)、「ホッペタスイッチ」(同:1万円)以外にも、他社製品に対応。設置場所によって赤外線信号がテレビに届かない場合は、赤外線延長ケーブルをリモコンに接続して、先端の発光部をテレビの近くに配置すれば操作が可能となる。
テレビは2004年以降の主要メーカー製に対応。ビデオ付きテレビやDVD付きのテレビなどの操作、ケーブルテレビチューナやセットトップボックスなどの操作はできない。
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