Twitterが2012年に買収した人気の短編動画プラットフォーム「Vine」が唐突に終焉を迎えようとしている。Vineが米国時間10月27日にブログで、アプリの提供を今後数カ月で終了すると発表したのだ。
Vineは、広く利用されたアプリだった。Vineの動画はループし、最大6秒までに制限されていた。ソーシャルメディアの短編動画形式の先駆けで、この形式はその後、SnapchatやInstagramに採用された。
Vineアプリの提供は終了するが、熱心なユーザーはまだ、Vineのウェブサイトで動画を視聴したりダウンロードしたりできる。ただし、新しい動画をアップロードすることはできない。
「数年前、このアプリに賭けてくれた人々に感謝する」とVineは記している。
Twitterは2012年、Vineに大きく賭け、サービス開始の半年前に3000万ドルで買収した。
その後、Vineは、インターネットの新たな寵児たちを生み出してきた。そうしたインターネットの寵児たちは、6秒動画で有名になった。アプリ提供終了のニュースが流れた直後、Vineの創設者であるRus Yusupov氏は、今回の決定に対して公然と異を唱えた。
Don’t sell your company!
— Rus (@rus) 2016年10月27日
Twitterは電子メールで、Vineの終了はTwitter再編の一環だと述べている。
Vine終了のニュースが届くと、ソーシャルメディアは、愛されながらも短命に終わったこのアプリに対して、非公式に追悼の言葉を捧げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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