LinkedInが米国時間9月22日、企業と個人の双方を対象とする新ツールをリリースした。人々が新しいつながりを築いたり、キャリアアップに必要なスキルを構築したりするのを支援するものだ。
その1つが、ボットを組み込んだよりスマートなメッセージングシステムだ。
LinkedInの製品管理担当シニアディレクターMark Hull氏はプレゼンテーションで、「われわれの狙いは、よりスマートで、より生産的な会話を通して、メンバーが自らのネットワークの力を引き出せるよう真に支援することだ」と述べた。
ユーザーが働きたい企業のページを見ている際に、LinkedInのメッセージングボックスは、その企業に勤めており、つながることのできる友達のリストをそのユーザーに提示する。そのユーザーがどのように会話を始めればいいのか分からない場合、「われわれは言うべき言葉を提示し、その会話を支援する。まずは始めてもらうためだ」とHull氏は説明した。このスマートメッセージングシステムは、関連する求人情報へのリンクも追加し、より多くの背景情報を会話に提供する。
会話が始まると、これら2人はボットを呼び出して、自分の「Google Calendar」を確認し、両者にとって都合のいい時間を見つけることができる。この作業は、メッセージングボックス内で行うことが可能だ。さらにLinkedInは両者が過去に行ったことのある場所を確認し、面会場所を提案する。面会の日には、面会相手に関する予定表情報を含むプッシュ通知を双方のユーザーに送信し、準備を促す。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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