ニューヨークのWi-Fiキオスクにおけるウェブ閲覧サービスが打ち切られた。利用者がデバイスを使って何時間も無為に過ごしたり、公然とポルノを見たりしていることが問題視されたためだ。
ニューヨーク市長のBill de Blasio氏は、「LinkNYC」デバイスのウェブ閲覧機能を無効にする作業は米国時間9月14日に始まり、16日までに完了する見込みだと述べた。CBS New Yorkの報道によると、今回の措置は、Wi-Fi、無料通話、主な市民向けサービスの利用など、LinkNYCの他のサービスには影響しないという。
ニューヨーク市長室は声明で次のように述べた。「9月14日現在、ウェブ閲覧機能はすべてのLink(LinkNYC)タブレットから削除されている。この機能を削除したのは、過度の長時間にわたる不適切なキオスクの利用を阻止するためだ」
この野心的な2億ドル規模の計画の狙いは、ニューヨーク市内に設置された数千台の公衆電話を、高さ9.5フィート(約3m)の洗練されたデザインのホットスポットに置き換え、無制限かつ最大1Gbpsの超高速インターネット接続を提供することだった。2014年のサービス開始以降、同プロジェクトによって市内3区に400カ所のキオスクが設置されている。
しかし、住民は、利用者がキオスクに何時間も長居していると苦情を訴えていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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