ライブ配信の拡充を進めるTwitterが、ミレニアル世代をターゲットにウェブ上でビジネスニュースネットワークを展開するCheddarをそのラインアップに新たに追加した。
メジャーリーグベースボール(MLB)、プロバスケットボールリーグ(NBL)、ナショナルフットボールリーグ(NFL)、Bloombergと既に契約済みのTwitterは、Cheddarとの提携によってライブ動画配信をさらに強化する。
ライブ配信視聴者の獲得は、ソーシャルネットワーク間の新たな縄張り争いとなっている。Twitterが「Periscope」プラットフォームを推進しながら同社ネットワークを拡充する一方で、Facebookは、その大規模なユーザー層を武器にメディアパブリッシャーらによるライブ動画配信を促進している。
Facebook上で既にライブ配信を提供するCheddarは、Twitter上で米国東部時間午後3~4時に取引終了時刻に合わせた株式情報番組を独占配信する。同社が午前9~10時30分に毎日配信している、取引開始時刻に合わせた株式情報番組はこれまでどおり同社のソーシャルプラットフォーム上で提供される。同社ウェブサイトでは毎日、ニューヨーク証券取引所、NASDAQマーケットサイト、フラットアイアンビルディングのフロアから番組を配信している。
BuzzFeedのプレジデントを務めた後にCheddarを創設したJon Steinberg氏は、この提携によって、金融に関心を持つ膨大な数のTwitterユーザーを視聴者として取り込むことができると示唆した。
Twitter広報担当者のBrian Poliakoff氏によると、独占配信は10月に開始する予定だという。Twitterは、スポーツ、ニュース、政治など、Twitterが既にリアルタイムな議論の場となっているトピックに関するストリーミングプラットフォームを構築したい考えだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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