Appleは米国時間9月7日、同社の生産性スイート「iWork」に、リアルタイムのコラボレーション機能を追加すると発表した。
この機能追加によってiWorkは、「Google Apps」や「Microsoft Office」といった生産性スイートに追いつこうとしている。今回の動きは、Appleが企業分野で戦っていくうえでの武器として、生産性スイートをより重視し始めたことの表れとも言えるだろう。
同社は、新型「iPhone」発表のイベントで、iWorkを用いた「Mac」とiPhone、「iPad」、ウェブ間でのコラボレーションのデモを実施した。
ワールドワイドアプリマーケティング担当バイスプレジデントのSusan Prescott氏は、デモのなかで以下のように語った。
「iWorkは美しく、そして魅力あるドキュメントを生み出せるようにすることを目指している。iWorkにより、その力を必要とする人々に向けて、同僚や同級生とともに作業するうえでの素晴らしい方法が提供される」(Prescott氏)
今回のデモは一般的なものであり、目新しい要素はなかったが、Appleが職場におけるiWorkの魅力をさらに高めようとしているのは明らかだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?