スマートフォンでポーズを決めた写真の自撮りは簡単だ。しかし、ビデオの自撮りは難しい。スタンドや三脚に固定すると被写体を追いかけられないので、迫力に欠けた、広い範囲を一度に収める構図になってしまう。
そこで、顔を自動追尾してビデオ撮影できるスマートフォン用マウント「Picbot」を紹介する。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Picbotは、スマートフォンを取り付け、モーターで360度回転させることのできるデバイス。スマートフォンとBluetooth連携し、専用アプリから動きが制御される。
もっともユニークなのは、スマートフォンのカメラで被写体の顔を認識し、顔が構図の中央になるよう追い続ける機能。動き回るようすを写真やビデオで記録する際、1人でもスマートフォンを動かしながら自動撮影できる。
スマートフォンでタイムラプス撮影する場合も、ただ固定して撮るのではなく、Picbotで少しずつ方向を変えるなどして構図に変化をつけられる。もちろん、180度や360度のパノラマ写真も失敗なく撮れる。
さらに、特定の動きやポーズをしたときに写真やビデオを撮影する機能も備えている。セルフタイマーやリモコンなどを使わず、ジャンプした瞬間を写真に収めるといった使い方が可能だ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月30日まで。目標金額の3万5000ドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月6日11時)で約1万4000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと54日ある。
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