カシオ計算機は8月31日、日常英会話の学習に便利な「joy study」の新製品「JY-L02」を9月9日より発売すると発表した。市場想定価格は1万円程度を見込む。
joy studyは、通勤・通学や就寝前など、ちょっとした空き時間に英会話を繰り返し聞くことで、英会話に必要なフレーズが学習できるポケットサイズのデジタル学習ツールだ。同社が電子辞書「EX-word」シリーズで培ってきた英語学習のノウハウを活かし、気軽に英会話学習に取り組める。
初代モデルとなる「JY-L01」を2015年9月に発売しており、JY-L02はその後継モデルとなる。語学学習向けアプリは、スマートフォン向けにも多く出ているが、専用端末として発売することで余計な通知もなく、学習に集中できるとして40代~50代のビジネスパーソンを中心に人気を集めているという。
コンテンツは、英語教材本のベストセラー著者であるデイビッド・セイン氏の「デイリースピーキング」の日常会話シリーズを4冊収録。初級レベルからの馴染みやすいショートストーリーで気軽に学習できるだけでなく、同氏が提唱する「繰り返し聞いて英文に慣れる」「画面の英文を読みながら聴いて理解する」「声に出して定着させる」という3つのステップで学習が可能だ。また、「キクタン」3冊に加え、新たに「キクタン英会話」を3冊追加。とっさには思い付きづらい会話ならではの表現を学べるようになっている。
カシオによれば、最近は訪日客の増加などに伴い、ホテルや飲食店や販売店など、接客業を中心に英語学習のニーズが高まっており、接客英会話モデルとして「JY-L03」も発売する。
こちらは、デイビッド・セイン氏の「デイリースピーキング」接客英会話を3冊収録しており、ホテルの接客、飲食店の接客、売り場の接客と3つのシーンで役立つ会話を学べる。また、JY-L02と同様に、「キクタン」3冊、「キクタン英会話」3冊を収録している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果