Amazon.comは米国時間8月25日、ユーザーが新車や中古車を探すのを支援する「Amazon Vehicles」という新しいページを、米国向けウェブサイトに開設した。
Amazon Vehiclesは、ショッピング向け検索エンジンとしてのAmazonの地位を強化するのに役立つ可能性がある。Googleのショッピング向け検索エンジン「Google Shopping」を介さないことにより、買い物を思い立ったら最初にAmazonに向かうことを、ユーザーに習慣化してもらうよう促すことができるかもしれない。それがたとえ、Amazonで売っていない希少なアイテムだったとしてもだ。このようにしてAmazonは、買い物客を自社サイトへ繰り返し戻ってくるような状態にすることが可能になる。
Amazon Vehiclesには、乗用車およびトラック数千台分の詳細なページが含まれ、それぞれに仕様、写真、動画が掲載されている。これらのページでユーザーが車を直接購入できるわけではないが、メーカーの希望小売価格などの一般的な価格情報も掲載されている。
Amazon AutomotiveディレクターのAdam Goetsch氏はこの新しいサイトの目的について、「顧客が人生の中でも特に重要かつ調査を要する買い物をするにあたり、情報に基づく決断を下せるよう支援することで、顧客をサポートすること」だとコメントした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス