年間6000以上の試合を配信--スポーツ専用VOD「DAZN」がサービス開始

 英パフォーム・グループが手掛けるスポーツ専門の映像配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」が、8月23日に日本でのサービスを正式に開始した。月額税別価格は1750円。メジャーリーグやNFL、ブンデスリーガなどのスポーツコンテンツをそろえる。

 パフォーム・グループは、英国を拠点にスポーツメディアを展開する企業。これまでコンテンツの流通、スポンサーシップなどを中心に事業を運営してきており、日本では7月にJリーグの放映権を10年間取得したことでも知られる。

左からDAZN CEOのジェームズ・ラシュトン氏とDAZN日本社長&マネージングディレクターの中村俊氏
左からDAZN CEOのジェームズ・ラシュトン氏とDAZN日本社長&マネージングディレクターの中村俊氏

 視聴デバイスは、PC、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などのほか、ソニー、パナソニック、LGの対応テレビでの視聴もサポート。Amazon Fire TV、Fire TV Stickからも視聴が可能だ。

 コンテンツは、サッカー、野球、バレーボール、総合格闘技、バスケットボール、テニス、モータースポーツ、アメリカンフットボール、ダーツ、ビリヤード、卓球、ボーリング、フィッシングなど130以上のスポーツコンテンツをラインアップ。年間6000試合以上を配信する。

 生放送「ライブ」のほか、見逃し配信も実現。ライブ視聴中は巻き戻し、一時停止に対応する「キャッチアップ」機能を備え、新しいスポーツ視聴体験を提案。ハイライト映像にも対応する。画質はフルHD(1080p)で、最大2ストリームまでの同時視聴に対応。登録機器は6台までになり、コンテンツのダウンロードには非対応だが、日本におけるニーズの高さは認識しており、今後の開発計画には入っているという。

  • テレビ、スマートフォン、タブレット、PC、ゲームから視聴できるマルチデバイス

  • ライブ配信のほか見逃し配信、まもなく配信を用意。視聴予約機能の追加も検討しているという

  • 視聴画面

 日本のほか、ドイツ、オーストラリア、スイスでも数週間前にサービスを開始したばかり。DAZN CEOのジェームズ・ラシュトン氏は「DAZNはいつでもどこでも見られることが特徴。OTT(Over-The-Top)がスポーツブロードキャスティングの未来と考えている」とスポーツ専門の映像配信サービスについての見解を示した。

  • 2017年までにコンテンツを制作するスタジオを完備する予定

 すでに東京・大門に日本オフィスも構えており、現在約150名が従事する。日本オフィスでは、映像制作環境を整えており、2017年までには約20億円をかけたスタジオも設立する計画だ。

  • DAZNが日本市場に参入する4つの理由

 DAZN日本社長&マネージングディレクターの中村俊氏は「日本では現在人口の90%以上がインターネットにつながっており、多くのスポーツファンが存在する。しかもそのスポーツファンはサッカー、野球、バレーボールと複数のスポーツを見る傾向にある。しかし現在の視聴環境は、必ずしも最適とはいえない。スポーツファンが見たいものをいつでもどこでも見られる環境を整えるためDAZNは日本でのサービスを開始する」と説明した。

 配信コンテンツとして、選手のインタビューやドキュメンタリーなどもそろえていくとのこと。約65%の試合は日本語の実況付きで配信するほか、データ解析なども実施する。日本における加入者数目標は非公表としたが、「今後はユーザーの声を聞いて、新しい契約を獲得していきたい。日本語解説などコンテンツ作りについても、反応を見ながらブラッシュアップしていく」(ラシュトン氏)とした。

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