ソニーの米国法人Sony Electronicsは米国時間8月19日、新しい車載オーディオシステム「XAV-AX100」を発表した。
XAV-AX100の大きなセールスポイントは、電話との接続性だ。「Android Auto」と「Apple CarPlay」の両方に対応し、モバイル体験が車内にもたらされる。電話機能がXAV-AX100の6.4インチ画面で操作できるようになるほか、音声コマンドにも対応する。
ソニーは、電話とは関係のない多彩な機能によって、この車載システムの世評を高めようとしている。XAV-AX100はBluetooth接続に対応し、後方確認カメラ用入力端子、拡張性を確保する3系統のプリアウト端子、10バンドのグラフィックイコライザーを備える。AUX(外部入力)端子はなく、USBポートだけが背面にある。
XAV-AX100の小売価格は499.99ドルで、2016年11月下旬に北米で発売される予定だ。参考までに、JVCケンウッドの最も低価格なApple CarPlay対応機器「DNX573S」でも700ドルを超え、アルパインの「iLX-007」は約800ドルで売られている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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