The New York Times(NYT)が「NYT Now」アプリの提供を終了することを米国時間8月18日に発表した。2014年に公開されたこのアプリは、NYTの全体的な読者層より若いユーザー層にリーチするために開発された。月額8ドルという割安な購読料で、ユーザーはキュレートされた日々のニュースの数々にアクセスすることができた。8月の最終週以降、同アプリをダウンロードすることはできなくなる。
多くの点で、NYT Nowアプリの苦境はニュース業界の全体的な趨勢を反映している。2015年、同アプリは月額8ドルのサブスクリプションサービスから無料サービスに移行した。これも、より若くて「モバイルに通じた」読者にリーチするための施策だった。しかし、NYTは今回、ソーシャルメディアプラットフォームでの存在感を最適化することに軸足を移そうとしている。
また、NYTの発表によると、NYT Nowの記事のトーンに関する決まり事(くだけた文体や箇条書きの多用)はアプリとともに廃止されるわけではないという。実際には、それらの特徴はNYT全体のメインコンテンツに既に引き継がれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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