40代以上の人であれば、マリンスポーツに詳しくなくても「ディンギー」がどのようなものか想像できるだろう。ただ、渚を滑るディンギーは風の力でなく、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の「SCUBAJET」で進んでいるかもしれない。
SCUBAJETは、スタンドアップパドルボード(SUP)やディンギー、カヌーなどに取り付け可能な推進装置。ジェット水流を吹き出し、最高6ノットの速度を出せるという。モーターで回転するスクリューが露出しない安全なデザインなので、スキューバダイビングなどでも使える。
スタート、ストップ、速度調整などの操縦には、ボタンが3つだけのシンプルなリモコンを使う。SCUBAJETは安全のため自動停止機能を備えており、水に落ちるなどして離れてしまった場合には、自動的に動きを止める。
SUPやディンギーなどへは、用意されているアダプタを介して取り付ける。メーカー20社以上の標準的なフィンプラグに対応しており、10秒もかからず装着できるそうだ。スキューバダイビング用アダプタも提供する予定。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月1日まで。目標金額の15万ユーロに対し、記事執筆時点(日本時間8月18日15時)で約3万4000ユーロの資金を集めている。キャンペーン期間はあと14日ある。
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