Amazonの日本法人であるアマゾンジャパンが立ち入り検査を受けた。オンライン小売大手の同社は自社の通販サイトに出品する業者に対し、商品の価格を競合サイトよりも低く設定するように要求していたとされていた。
立ち入り検査がいつ実施されたのかは不明だ。The Wall Street Journal(WSJ)は米国時間8月8日、同日の日本経済新聞の報道を受けて、匿名情報筋らの話としてこの立ち入り検査について報じた。
WSJによると、公正取引委員会の広報担当者は、立ち入り検査に関する日経新聞の報道を事実だと認めたという。
2015年には欧州委員会(EC)が、Amazonの電子書籍事業に対する調査を開始した。欧州の規制当局は、Amazonが出版社らに対し、競合他社が同社よりも好条件を提供したかどうかを知らせるように求めたことが、競争法に違反するかを調査している。
Amazonと公正取引委員会にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」