Xiaomiが仮想現実(VR)の分野に参入する。Xiaomiは現地時間8月4日、同社初のVRヘッドセット「Mi VR Play」のテスト版を発表した。サムスンの「Gear VR」と同様に、スマートフォンと連動する。ヘッドセットの前面にあるファブリックパネルを開いてスマートフォンを挿入するだけで使用可能だ。
Xiaomiによると、画面サイズが4.7~5.7インチまでのさまざまな種類のスマートフォンに対応するという。ヘッドセットの前面にある2つの開口部は、スマートフォンの位置が調整でき、スマートフォンに十分な通気が確保されるように設計されている。
Mi VR PlayはVRをより多くのユーザーに体験してもらうことを目的としたエントリーレベルの製品だとXiaomiは述べている。この新しいヘッドセットを開発し、「VRがまだ黎明期にある中国に多大なインパクト」を与えたいとしている。
中国の消費者はVRへの関心は高めているようだ。VR Playのベータテストの参加者を募集したところ、わずか8時間で100万件の登録があったとXiaomiは述べた。ユーザーはこのベータプログラムで、VR Playを1台1人民元(約15セント)で購入して試用することができる。
さまざまな企業が構築したVR環境を体験できる「Mi VR」アプリも提供される。Conde Nast Travelerや中国の動画サイトYouKu、韓国のDooribunといったプロバイダーがコンテンツを提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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