ソフトバンクロボティクスホールディングスは7月25日、同社の人型ロボット「Pepper」の販売が台湾でも開始されたことを発表した。Pepperの海外展開の第1弾であり、初の海外販売事例となるという。
Pepperは、フォックスコン・テクノロジー・グループの子会社であるPerobotを通じて、同日より台湾の法人向けに販売される。また、フォックスコン・テクノロジー・グループの子会社であるAsia Pacific Telecomの台湾店舗で、Pepperのデモンストレーションが実施されるという。
同社は7月20日に、法人モデル「Pepper for Biz」向けの新サービスを8月より順次提供することを発表。Pepper導入企業の要望に合わせたロボアプリ用コンテンツを安価に制作する「Pepperのお客様対応力向上コンテンツ by CrowdWorks」や、Pepper専用のステッカーやユニフォームを提供する「ロボデコレーション」、Pepperを企業の広告などでキャラクタとして利用できるライセンス制度を開始した。
また、業務用ロボアプリのラインアップを拡充し、導入企業からニーズの高い「インバウンド」「接客」「ヘルスケア」「受付」のカテゴリに分けて、28種類のロボアプリを8月以降に順次提供する予定だ。
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