Googleは米国時間7月25日、新バージョンの「Google Maps」を公開した。新バージョンは従来に比べてすっきりとしたデザインで、地図上の主要エリアの情報をスマートに表示する。
新しいGoogle Mapsでは、道路の輪郭線など、必要不可欠ではない要素を排除した。その結果、道路や公共交通機関などの有用な情報を表示するスペースが増えている。また、タイポグラフィを改善し、通りの名前や興味深い場所(Point Of Interest:POI)、公共交通機関の駅などを、地図上の他の項目と見分けやすくしている。
また今回のアップデートでは、興味深い場所に加えて「興味深いエリア」が新機能として備わった。これらのエリアは、オレンジで色づけされており、拡大すると、各施設の詳細が表示される。タップすると、その施設のさらなる情報が見られる。この新機能を利用すれば、Google Mapsをブラウズするだけで、周辺の地域や世界中のあらゆる場所について素早く情報を仕入れることができる。
さらに最新のアップデートは、よりきめ細かく、バランスのとれた新たなカラースキームを採用している。これにより、人工物と自然の地形を簡単に識別し、病院や学校、幹線道路などの施設を見つけやすくなっている。
アップデート版のGoogleマップは、「Android」「iOS」およびデスクトップPC向けに25日から公開されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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