Intelは米国時間7月20日に2016会計年度第2四半期決算(2016年7月2日締め)を発表した。業績は分野によりばらつきが見られ、全体の売上高は135億ドル、1株あたり利益は59セントに終わった。
ウォール街の事前予想は1株あたり利益が53セント、売上高は135億5000万ドルだった。
主要事業部門の売り上げはやや低迷気味で、これには同社が将来の成長分野と見ているデータセンター部門とモノのインターネット(IoT:Internet of Things)部門も含まれている。データセンター部門の売上高は40億ドルで、前期比では1%の増加、前年同期比では5%の増加となった。一方、IoT部門の売上高は5億7200万ドルで、前期比では12%の減少、前年同期比ではわずか2%の増加にとどまった。
クライアントコンピューティング部門の売上高は73億ドルで、前期比では3%の減少、前年同期比でも3%の減少だった。とはいえ、PC市場の不振が続いていることから、業績の低迷は驚くことではない。
Intelは前四半期、データセンターやIoTなどの部門に集中する取り組みの一環として、1万2000人の人員削減を発表していた。
今後の業績について、Intelでは第3四半期の売上高は144億ドルから154億ドルの間、年間売上高は1ケタ台半ばの伸びになると予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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