最高の予測アルゴリズムを開発せよ--経産省の「ビッグデータ分析コンテスト」募集開始

山川晶之 (編集部) 飯塚 直2016年07月12日 11時00分
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 経済産業省とIoT推進ラボは7月11日、ビッグデータの利活用・人材育成を目的とした、「第2回ビッグデータ分析コンテスト」を開催すると発表した。コンテストの応募受付期間は2016年7月11日~9月1日。参加費は無料。

 IoT推進ラボは、IoT、AI、ビッグデータなどを活用した先進的なプロジェクトの創出を目指し、企業連携、資金、規制面での支援のほか、規制改革や制度形成などの環境整備に取り組む組織。ラボでは、ビッグデータ分析コンテストのほか、先進的なIoTプロジェクトを選定して強力にバックアップする「Lab Selection」、企業や自治体とのマッチングを図る「Lab Connection」などを実施している。

 2015年12月に開催された第1回目のコンテストでは、「観光」をテーマに、観光客数を予測するアルゴリズムの開発競争を実施。過去1年間の宿泊者数データ、インバウンドデータ、口コミデータ、気象データ、為替データなどの相関から予測モデルを構築し、マスキングされた直近半年間の宿泊者数を予測精度を競った。

 今回のテーマは「流通・小売」。ローソンが提供する、オリジナル菓子47種類、健康菓子26種類の商品特性情報といった商品データ、コンテスト用にサンプリングした約1400の店舗データ、対象菓子の過去12カ月分の店舗別・男女別・年代別の月間販売数データなどの分析をもとに、「売上予測部門」と「新商品開発部門」に分かれて競う。両方、あるいはどちらか片方だけの参加も可能だ。

複数のデータから一定期間のマスキングされたデータを予測する。何度でも申請でき、一番精度の高いアルゴリズムが表彰される
複数のデータから一定期間のマスキングされたデータを予測する。何度でも申請でき、一番精度の高いアルゴリズムが表彰される

 また、健康志向食品を中心とした全80商品の原材料・成分などの「食品情報データ」(ウィルモア提供)、健康食品に関する語句を含めた投稿件数の推移などの「SNSデータ」(ホットリンク提供)、分析者が自由に収集した「外部データ」(オープンに取得可能なものに限る)も使用できる。

「売上予測部門」「新商品開発部門」に分かれて競う
「売上予測部門」「新商品開発部門」に分かれて競う

 賞金も用意する。売上予測部門では、「最高予測精度賞」として賞金10万円、美容家電一式(パナソニック提供)を1名に贈呈。「モデリングアイデア賞」では、賞金10万円(1名)が贈られる。また、新商品開発部門では、「ローソン賞」としてからあげクン1年分のクオカード(1名)、「データパティシエ賞」として、賞金10万円(1名)が贈られる。

 そのほか副賞として、希望者には、アクセンチュア・アナリティクス部門の最終面接権なども与えられるという。

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