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手持ちのSuicaがドアの鍵に--高性能化したスマートロック「Akerun Pro」、API連携も 

山川晶之 (編集部)2016年07月07日 19時50分
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 フォトシンスは7月7日、スマートロックロボット「Akerun Pro」を発表した。7月23日より順次発送を開始する。価格は、初期費用なし、月額9500円のレンタルプランを提供。単品購入向けに初代Akerunも併売する。

フォトシンス代表取締役社長の河瀬航大氏
フォトシンス代表取締役社長の河瀬航大氏

 Akerun Proは、オフィスや事務所での利用を想定した後付け型のスマートロックデバイス。多人数の出入りでも手間なく利用でき、正確なセキュリティ管理を実現すべく、すでに販売している「Akerun」よりも基本性能を高めている。

 同社代表取締役社長の河瀬航大氏は、「マイナンバーやプライバシーマークの取得など、電気錠を導入したいというニーズは多い。ただし、おおよそ50万円以上と導入コストも高く、中小企業にはハードルがあった」と説明。また、「煩わしい仕事をAkerunが奪うことで、人はクリエイティブな作業のみに集中できる」と、スマートオフィスが叶える働き方について語った。

  • 「Akerun Pro」は、本体、NFCカードリーダ、ドアセンサで構成。通信はBluetoothを使用する

  • 「Suica」「PASMO」で開場可能。Akerun Proは、100万回の開閉試験を突破している

 Akerun Proのシステムは、Akerun Pro本体、NFCカードリーダ、ドアセンサーで構成。すべてバッテリー駆動で、Bluetoothで連携する。電源は、Akerun Pro本体で「CR123A」を8本、NFCカードリーダで4本使用する。ドアセンサーはコイン電池を使用。いずれも1日数百回の使用で約1年間稼働するという。

 電池の残量が少なくなると、アプリやメールで使用者に通知する。交換用の電池代は月額プランに含まれる。また、バッテリー駆動のため停電時でも利用できるほか、ACアダプタによる外部給電にも対応する。


本体はアルミダイカスト製。円形のノブは、アルミの削り出しで、質感の向上を果たした

 また、スマートロック初となるNFCに対応。「Suica」「PASMO」での開閉が可能で、正確な開閉履歴が取得できる。取得したデータは、ウェブ上の管理画面「Akerun Manager」で一括管理でき、会議室の利用状況の確認、喫煙室の利用状況から社員の健康を管理するといった利用が可能となる。

 API連携により、入退室をトリガーにしたウェブサービスとの連携も可能。「誕生日のスタッフが出社したらバースデイメロディが鳴る」「入退室に合わせて照明をオンオフ」「外出時に雨が降っているとお知らせ」「地震速報を受けてロックを自動で解除」といった利用が可能。河瀬氏は「空気を読むロボットになる」としている。

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