日本HPは7月1日、今夏の発売を予定しているWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォン「HP Elite x3」の記者向け体験会を実施した。
HP Elite x3は5.96インチの有機ディスプレイを備え、さらにクアルコムのSnapdragon 820(MSM8996)と4GバイトのRAMを採用した、Windows 10 Mobile搭載スマートフォンとしては高性能のモデルだ。主に法人向けの販売を予定していることもあってか、IP67の防水性能に加え、Windows Hello対応の指紋センサや赤外線カメラによる虹彩認証を備えるなど、セキュリティに配慮した機能を多く備えている。
ディスプレイやキーボードなどに接続し、スマートフォンをPCのように利用できるWindows 10 Mobileの主要機能「Continuum」に関しても、無線だけでなく有線による接続が可能。周囲の電波干渉に左右されることなく、安定した環境でContinuumを利用できるのも、大きな特徴となっている。
日本HPのパーソナルシステムズ事業本部 クライアントソリューション本部 本部長の村上信武氏は、HP Elite x3の投入に関して「PCやタブレットなど、デバイスの1つ1つは薄く軽くなっているが、オフィスだけでなく移動先の環境に合わせて仕事をする必要がある。それゆえ持ち歩くデバイスは増える一方で、鞄の中は重いままだ」と話す。
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