ウェブブラウザ「Firefox」を提供している非営利組織Mozillaが、意図した宛先以外の人に読まれてしまう心配をせずに、ウェブ上でメッセージを送れるようになる新サービスを始めた。
このサービスは「Codemoji」と呼ばれ、使い方は実に簡単だ。ユーザーはまずCodemojiのウェブサイトへ行って、120文字以内のメッセージを入力する。あとは、そのメッセージを解読する際のキーとして働く絵文字を1つ選ぶだけだ。
Mozillaでは、暗号化技術の仕組みを学んでもらうための一助として、このCodemojiを作ったと説明している。Mozillaのエグゼクティブディレクター、Mark Surman氏は発表の中で「暗号化の仕組みを知り、なぜ自分たちにとって重要かを理解している人が増えれば、いざというときに暗号化を守るために立ち上がろうとする人も、それだけ増えるはずだ」と述べた。加えて同氏は、世界中の政府が、暗号化技術の利用を制限しようとする取り組みを進めているとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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