Twitterは、同プラットフォーム上の動画をさらに魅力的なものにするべく、飽くなき探究を続けている。
サンフランシスコを拠点にソーシャルネットワークを提供する同社は米国時間6月21日、より長い動画の共有が可能になり、同社の短いループ動画サービス「Vine」において長い動画が視聴できるようになると述べた。
アップロードする動画の長さはこれまで約30秒までに制限されていたが、Twitterユーザーは今後、140秒までの動画を作成して共有できるようになると同社は述べた。一部の動画制作者は、動画をVineに追加できるようにもなり、それによって6秒間の動画を「より大きなストーリー用のトレーラー」に変換することができるとTwitterは述べた。
今回のアップデートの裏には、ライブストリーミング分野において、TwitterがSnapchatなどとの競争の激化に直面しているという背景がある。Snapchatは、1000万人以上のデイリーユーザーを擁すると報じられている。Facebookの人気の高い「Live」動画サービスは、有名人の間でかなり流行している。ただし、米国で暴力的な事件がリアルタイムに配信されたことで、望ましくない注目も浴びている。
Twitterは2016年に入り、同社ストリーミングサービス「Periscope」からの配信をTwitterユーザーのタイムラインに直接組み込むことを開始した。また、Twitterは20日、Magic Ponyの買収を発表している。ロンドンを拠点とするMagic Ponyは、解像度が低く不鮮明な動画をリアルタイムに鮮明にすることを専門とする新興企業である。
さらにTwitterは、「Engage」という新しいアプリを発表した。これによってユーザーは簡単に、エンゲージ状況を監視し、自分のツイートのパフォーマンスに関する詳細な分析結果を確認することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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