Snapchatが出資する新しいオンラインマガジン「Real Life」が近く公開される。テクノロジのある生活に焦点を当て、他の一般的なオンラインマガジンとの差別化を図るというものだ。
Snapchatの従業員でソーシャルメディア評論家のNathan Jurgenson氏は、次のように説明した。「Real Lifeでは、テクノロジと共存することに関するエッセイ、議論、物語を公開する。ガジェットのレビューや業界のゴシップを掲載するニュースサイトにはならない。われわれの現在の暮らし方や、われわれの生活がいかにデバイスを介在しているかといった内容になるだろう」
Real Lifeは米国時間6月27日に公開予定だ。Snapchatの「全額出資」で運営されると広報担当者は16日に説明している。それ以外の詳細は明らかにされなかった。
オリジナルコンテンツは、「Discover」プラットフォームのリリースとともに、Snapchatにとって大きな賭けの1つだった。Discoverは、米CNN、ESPN、National Geographicなどの大手ブランドから提供される記事やマルチメディアコンテンツを配信する機能で、2015年初めにリリースされている。しかし、この取り組みは2015年10月にSnapchatが「Snap Channel」を閉鎖したことでつまづいた。Snap Channelは、オリジナルコンテンツを提供し、新規ユーザーを獲得する計画の一環だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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