「Snapchat」が厳密にモバイルアプリだったのは、アカデミー賞授賞式が開催された米国時間2月28日夜までだ。
写真共有アプリのSnapchatはこのほど、投稿した画像や動画をキュレートできる「Stories」機能を利用し、授賞式の模様をデスクトップで視聴可能な動画にしてsnapchat.comで公開した。
動画を流しっぱなしにするスタイルは、Twitterの「Moments」機能の視聴体験を想起させる。通常のSnapchatの投稿ではフィルタやキャプションが追加される。
この動画はテレビ画面とは異なるイベントのライブ感を視聴者に伝え、ライブイベントをキュレートするSnapchatの能力を際立たせている。
TechCrunchが報じているように、ウェブのSnapchatでは今後、ライブイベントのコンテンツをサードパーティーのウェブサイトに埋め込むことも可能になるかもしれない。
Snapchatはここ数週間でウェブへの注力を強めており、Storiesはデスクトップでの視聴者を大幅に増やす可能性を秘めている。同アプリは1月にプロフィールURLを導入したが、これはコンテンツにつながるものではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」