職場や家庭でヘッドホンを使わず音楽やゲームなどを楽しむ手段として、指向性が非常に高いスピーカ「<< A >>」を以前紹介した。ただし、モノラル出力にしか対応しておらず、ステレオ音声を入力しても左右の音がミックスされてしまう点が物足りない。
そこで、ステレオ対応のプライベートな音場を作れるBluetoothスピーカ「Soundlazer VR」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Soundlazer VRは、出す音を広がらせず、前面の限られた方向にだけ届けるスピーカ。音の聞こえる範囲に入ると、クリアなステレオサウンドが聴こえるという。しかも、木製の本体を透明なカバーが覆うデザインが美しい。
オフィスで天井に取り付ければその下のデスクにだけ音を流せるので、働いている人それぞれが異なる音楽を楽しめる。ヘッドホンやイヤホンと違って耳をふさがないため、話しかけられて気付かないことがない。
家庭でもテレビの前だけに音を流すよう設置すれば、ほかの人を邪魔せずゲームをプレイできる。美術館や博物館で、特定の展示物の前に来た人にだけ解説音声を流すような使い方も可能。
Soundlazer VRは長さが61cmあるが、25.4cmとコンパクトで机の上に置きやすいサイズの「Soundlazer Junior」もある。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間7月31日まで。記事執筆時点(日本時間6月15日16時)でキャンペーン期間は46日残っているが、すでに目標金額2万4750ドルの2倍を超える約5万8000ドルの資金を集めている。
出典:Kickstarter
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