イラストやマンガの動画学習サイト「Palmie(パルミー)」を運営するパルミーは6月16日、ディー・エヌ・エー(DeNA)や、朝日新聞社、Vilingベンチャーパートナーズから資金調達したと発表した。各社の出資額は非公開。なお、同社は6月1日付けで社名をスーパーフラットからパルミーへと変更している。
Palmieは、イラストや漫画の描き方を動画で学べるサービスで、2014年12月に公開された。レベルに合わせた学習カリキュラムが用意されており、現在170本以上の動画講座を無料で視聴できる。また、イラストを投稿してユーザー同士でコミュニケーションすることも可能だ。
著名なイラストレーターや専門学校の講師から有料で生放送による授業を受けられる「プレミアム講座」も用意されている。講師にリアルタイムに質問したり、添削してもらったりすることができるメニューで、こちらも順調に伸びているという。
同社では今回の資金調達により、事業強化を目的とした人材の採用や収録環境の構築、広告宣伝、ユーザー体験を向上させるシステムの開発などを進める。また、プレミアム講座を中心にクリエイター育成コンテンツを強化するとしている。スマートフォン対応や決済手段の充実などにも力を入れるという。
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