Microsoftのコラボレーションアプリ「GigJam」のプレビュー版が、米国時間6月7日から一般ユーザーにも提供されるようになった。これまでは招待されたユーザーしか利用できなかった。GigJamはクロスプラットフォームアプリであり、「Windows」上だけではなくAppleの「OS X」や「iOS」上でも動作する。
「Microsoft Office」でもクラウドベースのドキュメント共有は以前から可能になっているが、GigJamを使用することでユーザーはドキュメントの一部だけを選んで共有できるようになる。デモ動画では、複数の段落を丸ごと削除したうえで共有し、コメントや編集をしてもらえることが示されている。MicrosoftのAmbient ComputingチームのゼネラルマネージャーVijay Mital氏は同社ブログに「パンフレットの草稿をデザイナーに見せる一方で、コピーライターにはそのテキスト部分のみを見せることが可能になる」と記している。
プレビュー版のGigJamはMicrosoftのサイトから、そのiOS版はAppleの「iTunes Store」から無償でダウンロードできる。同アプリは2016年中にMicrosoftのオンライン生産性スイートである「Office 365」に組み込まれる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
オフィス用品の「プラス」が実践する
クラウド活用97%の働き方改革
組織が今後考えるべきデジタル変革とは!?
CIO主導で考える次世代ITのあり方
クラウドファーストに向けて最初の一歩を
踏み出せたのはなぜか
ソニーミュージックはどうやって
本来の業務に集中できる環境を整備したのか