ChatWorkは6月7日、ビジネスコミュニケーションツール「チャットワーク」のiOSアプリを刷新したと発表した。
新バージョンでは、アイコン表示やメッセージ入力などのユーザーインターフェースを刷新。機能面では、パスコードや指紋認証でアプリにロックをかけられるようにしたほか、端末のアドレス帳と連携したコンタクト申請機能を搭載した。
また、GPS機能を利用してメッセージ入力画面から位置情報を送信したり、iPhone 6s/6s Plusに搭載された「3D Touch」機能を利用して、「タスク追加」や「マイチャットに投稿」にアクセスできるようになった。
同社によれば、2011年3月にサービスを開始したチャットワークの導入企業社数は、2016年5月末時点で10万社を超えるという。もともとはPCユーザーを中心に利用されていたが、最近は営業職など移動や外出が多い職種でも活用されるようになり、モバイル機能の拡充が急務となっていたという。
ただし、これまでもメインのPC版に加えて、サブデバイスという位置付けで2011年9月よりモバイル版アプリは提供されていた。今回刷新されたiOS版は、ゼロベースでコードをすべて書き直したことにより大幅な安定化を実現し、機能とユーザーインターフェースを改善したバージョンとしている。
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