Androidアプリレビュー

同一LAN上のスマホとPCでクリップボードをリアルタイム共有「ClipSync」

アプリ名:ClipSync
バージョン:1.2.2
金額:無料(2016年6月5日時点)
カテゴリ:仕事効率化
開発:Jules Colle
使用端末:Nexus 6P
おすすめ度:★★★★☆

 「ClipSync」は、同一LAN上にあるAndroid端末とWindows PCで、クリップボードを共有できるアプリだ。一方でコピーしたテキストが、もう一方のクリップボードにリアルタイムで格納されるので、Windows PCで検索した住所やメールアドレスをAndroid端末に送ったり、Android端末で表示しているページのURLをWindows PCに送るといった用途で重宝する。

 利用にあたってはAndroid端末にアプリをインストールするほか、Windowsに専用クライアントソフトをインストールする。両者を起動して接続設定が行われた状態で、Android端末上で文字列をコピーすると、ほぼリアルタイムでWindowsのクリップボードに格納されるので、あとはペーストして利用すればよい。これとは逆方向に、Windows PCでコピーを行った場合も、Androidのクリップボードにリアルタイムで格納される。

  • 利用にあたってはAndroidに本アプリを、Windowsに専用ソフト「ClipSync Server」をそれぞれインストール。両者を起動したらまず接続設定を行う。手動と自動の2通りがあり、ファイアウォールソフトなどにひっかからなければ自動で検出されるはずだ

  • 手動で検出する場合はWindows PCのIPアドレスを入力する

  • 検出されるとこのようにWindows PCの名前とIPアドレスが表示される。これで接続設定は完了。タップすることでオン・オフを切り替えられる

 本アプリの特徴は、クラウドなどを経由せず、相手に対してLAN上で直接転送する仕組みを採用していることだ。そのためタイムラグもなく、他の方法を使った場合にありがちな、受信までしばらく待たされるといったこともない。クリップボードに直接格納されるので、メールにテキストを貼り付けて自分宛に送信する方法のように、新規作成画面を開いてコピペして送信、そしてもう一方で受信してコピーといった手間もかからない。

  • まずはAndroid端末側でコピーを行ってみよう。ブラウザ上で文字列を選択してコピーを実行する

  • Windows PCでメモ帳にペーストを行うと、さきほどAndroid端末側でコピーした文字列がクリップボード経由で貼り付けられた

  • 次はWindows PC側でコピーを行ってみよう。ブラウザ上で文字列を選択してコピーを実行する

  • Android端末でワープロアプリを開いてペーストを行うと、さきほどWindows PC側でコピーした文字列がクリップボード経由で貼り付けられた

  • オプション画面。通知の表示・非表示や自動起動の有無などを設定できる

 逆にデメリットとしては、ルーターを超えた転送には対応せず、あくまでLAN上に限られることが挙げられる。またその性質上、ファイアウォールソフトの種類によってはブロックされることがあるため、送受信にあたっては適切に設定を行ってやる必要がある。クラウド経由のサービスと異なり、コピーできるのはテキストのみで画像には対応しないのも、使い方によってはネックになるかもしれない。

 もっとも、これだけすばやく転送できるツールはなかなかなく、WindowsとAndroidの間でテキストを頻繁にやり取りする人にとっては、またとないアプリといえる。アプリが2012年からしばらく更新されていないのがやや気がかりだが、今回試した限りではWindows 10 ProとAndroid 6.0の組み合わせでも問題なく動作したので、待ち時間のないクリップボードの共有を求める人は、ぜひ試してみてほしい。

>>「ClipSync」のダウンロードはこちらから

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