ベルフェイスは6月2日、インサイドセールスを効率化させるオンライン商談システム「bellFace(ベルフェイス)」の正式提供を開始した。PC(Windows/Mac)向けに提供され、利用料金はIDごとに月額9000円から。
どのようなPCでも5秒で接続できるほか、ブラウザ上での資料プレゼンテーション機能や、ウェブカメラを用いたリアルタイム配信機能を備えていることが特徴。“オフィスにいながら訪問営業以上の商談環境”を実現し、訪問営業で発生していた「移動時間」や「移動費用」を削減。1日に10件以上の商談も可能になるとしている。
顧客側は、事前のアカウント登録やソフトのインストールなど不要で利用可能。営業マンがベルフェイスのウェブサイトにユーザーを誘導し、発行された4桁の番号を伝えてもらうことで設定が完了する。
従来の画面共有サービスとは異なり、営業マンがアップロードした資料は自動的にウェブコンテンツに変換される。また、音声は営業マンがかけた電話を使用するため、回線品質に影響されずスムーズな商談が可能だとしている。顧客側だけウェブカメラを使用しないといった設定も可能だ。
また、営業マンのPCにだけ営業台本を表示でき、その場で資料の切り替えも可能。顧客側での資料ダウンロードにも対応する。
同社によると、すでにリクルートホールディングス、ソフトバンク、ネオキャリア、インフォマート、マネーフォワード、弁護士ドットコムなどで導入されているという。新規営業に加え、既存顧客とのフォローアップに活用されているとしている。
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