BMW傘下のベンチャー投資会社BMW i Venturesは、次世代の移動サービスをリードすると見込んだプロジェクトに資金を投入している。輸送管理ソフトを手がけるRideCellへの投資に続き、新たに「Scoop」アプリに出資することを明らかにした。
Scoopは相乗りサービスのモバイルアプリで、企業や自治体と連携してさまざまな移動オプションを提供する。たとえば、近くに住む人や同僚を結びつけ、ドライバーを探して同乗できるようにする。効率的な通勤を実現することで、道路を走る車両を減らし、渋滞と消費燃料の削減を図る。
Scoopは現在、カリフォルニア州に拠点を置き、サンフランシスコ、パロアルト、ノースサンノゼ、サニーベールでサービスを提供している。BMW i Venturesからの投資は、交通渋滞がいまだ深刻な問題となっている他の主要市場への進出を促す可能性が高い。
BMW i Venturesは出資額を明らかにしていないが、ScoopはBMWも参加した直近の資金調達ラウンドで総額510万ドルを調達したとブログで述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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