「Copy Bubble」は、クリップボードの履歴を自動保存し、再利用を容易にしてくれるアプリだ。常時表示されるアイコンをタップすることでコピーしたアイテムをすばやく呼び出すことができ、複数をまとめて貼り付けることもできるので、スクラップ用途に向いている。
アプリを起動すると、画面上にバブル(泡)を模した吹き出しが表示される。この吹き出しはあらゆるアプリよりも前面に表示され、テキストや画像などアイテムをコピーすると、それらがこの吹き出しに吸い込まれるようなアニメーションが表示され、本アプリに格納される。吹き出しの中央には取り込んだアイテム数を表す数字が表示されており、取り込むたびに増えていく。
吹き出しをタップするとメインウィンドウが開き、取り込んだアイテムがリスト化して表示される。それぞれのアイテムはワンタップでクリップボードに再格納できるので、他のアプリにすばやく貼り付けられる。アイテムは再編集したり、共有機能を使って他のアプリに流し込んだりすることも可能だ。
クリップボードの履歴を自動保存できるアプリは多数存在するが、本アプリの特徴は、この吹き出しが画面上に常時表示されることだ。わざわざアプリを起動して呼び出したり、あるいは通知センターから起動するアプリと違い、すばやく呼び出せる利点がある。吹き出しはドラッグすることで場所を自由に移動でき、タップして表示にすることもできるので、見た目ほど邪魔にならない。
同種アプリによくある、コピーしたアイテムを定型文として登録したり、他の端末と同期するような機能こそないが、複数のアイテムをまとめて貼り付けるといったユニークな機能も用意されており、テキストを効率的にスクラップするにはぴったりだ。アプリ自体も約1Mバイトと軽量なので、容量に余裕がない端末にもおすすめだ。
>>「Text Fairy」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」