Acerが「COMPUTEX 2016」で展示予定の複数の製品を披露した。
最初に披露されたのは、「Android Marshmallow」を搭載する5.5インチスマートフォン「Liquid Zest Plus」だ。5000mAhのバッテリを内蔵しており、同社によると、1回の充電で最大3日間の使用が可能だという。急速充電機能も備えており、1時間以内に50%充電することができる。
Liquid Zest Plusは北米とEMEA(欧州、中東およびアフリカ地域)で7月に発売予定で、開始価格はそれぞれ199ドル、199ユーロだ。
さらに、同社はスモールビジネス市場向けにノートPC「TravelMate P2」2機種を発表した。
TravelMate P2は14インチモデルと15.6インチモデルが用意され、「Skylake」ベースのIntelプロセスを内蔵する。最大32Gバイトのメモリを搭載可能で、NVIDIAの「GeForce 940M」ディスクリートグラフィックスを採用している。P2シリーズで初めて「Windows 10」がプリインストールされる。ストレージについての言及はなかったが、PSではこれまでハードディスクが採用されている。
TravelMate P2は欧州と中国で8月に発売予定で、開始価格はそれぞれ429ユーロ、3999元だ。北米では第4四半期に599ドルで発売される。
よりローエンド向けに、同社はIntelの「Atom」プロセッサを搭載し、マルチタッチに対応した10インチの2in1ノートPCも2機種用意する。「USB-C」を採用した「Switch V 10」は中国で8月に2599元、北米では第3四半期に249ドルでそれぞれ発売される。「Switch One 10」は北米で7月に発売予定で、開始価格は199ドルだ。欧州では7月に開始価格249ユーロ、中国では9月に開始価格2299元でそれぞれ発売予定である。
モノのインターネット(Internet of Things:IoT)を推進するAcerは、「BeingWare」という異名を採用することを決めた。IoTは人間を中心にしたもの、つまり「Internet of Beings」(ヒトのインターネット)になる必要があると判断したからだ。
「abMax01」はセルラーカーモジュールで、同社によると、フリート管理やビッグデータ収集を支援するという。
COMPUTEX 2016は台湾で現地時間5月31日に正式に開幕する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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