Acerは米国時間4月21日、さまざまなゲーミング製品、ハイエンドの2in1ノートPC、エンタープライズレベルの「Chromebook」など、複数の新製品をニューヨーク市で開催のプレスイベントで発表した。
コンピュータに加えて、Acerは新型スマートフォンとヘルス/フィットネス端末群も発表した。後者には、GPSを装備しカメラを内蔵する自転車用コンピュータも含まれる。
Switch Alpha 12はキックスタンドを備えた2in1ノートPCで、着脱可能なキーボードも付属する。Alpha 12は世界初のファンレス2in1ノートPCだとAcerは話しているので、動作音は極めて静かなはずだ。これを実現するため、Alpha 12は液体冷却を利用している。ほかのスペックには、Intelの第6世代「Core」プロセッサ(「Skylake」という開発コード名で一般には知られている)、2160×1440ピクセル解像度の12インチディスプレイが含まれる。
Predator 17XはハイエンドのゲーミングノートPCで、オーバークロックをサポートするIntelの第6世代Coreプロセッサ、デスクトップ級のNVDIA「GeForce GTX 980」グラフィックスカードを搭載する。トリプルファンの冷却システムを備える。
Predator G1はコンパクトなゲーミングデスクトップで、フルサイズのNVDIA「GeForce GTX」グラフィックスカード(カスタマイズで「Titan X」までアップグレード可能)、Intelの第6世代Coreプロセッサ、最大64GバイトのDDR4 RAMを搭載する。Acerは、Predator G1が「Oculus Rift」や「HTC Vive」などの仮想現実端末をサポートすることにも即座に言及した。
新しいChromebook 14はIntelのCoreプロセッサを搭載し、最大12時間のバッテリ持続時間を提供する。また、素晴らしい耐久性も備える。ケースはCorningの「Gorilla Glass」で保護されており、キーボードは「液体をこぼしても大丈夫な防滴性」を備える。また、Chromebook 14は軍用規格に準拠しており、最大48インチ(約121.9cm)の高さから落としても壊れない。
Xplova X5はGPSを搭載しており、速度や距離を計測できる。カメラを内蔵する初の自転車用コンピュータでもある。このカメラは、速度や心拍数(チェストストラップ装着時)があらかじめ設定した数値に達すると自動的に起動する。危険な曲がり角、写真撮影の価値のあるランドマークを通過するときなど、サイクリング中にあらかじめ設定したさまざまな条件が満たされたときにも自動的に起動する。
Liquid Leap Fitは、Acerの最新フィットネストラッカーだ。手首に装着する同トラッカーは、歩数、距離、カロリー消費、および睡眠を測定できる。スマートコーチングシステムを搭載し、パーソナライズされたフィードバックを提供する。光学式の心拍センサを搭載するので、心拍数を継続的に測定できる。バッテリ持続時間は、従来のLeapトラッカー(およそ10日間)の2倍と言われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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