KDDIは5月24日、日本放送協会(NHK)と共同で、KDDIの最大10Gbpsの超高速光回線を活用し、世界で初めて8K放送の多チャンネル伝送実験に成功したと発表した。
今回の実験では、KDDIの最大10Gbps光回線を活用して、NHK放送技術研究所から10チャンネル同時に送信した8K信号を、NHKが開発した受信機で安定的に受信した。これにより、将来的には8K放送で同時に複数番組(多チャンネル)が視聴できるほか、スポーツ番組など、さまざまな角度の映像を同時に表示するマルチビューサービスなどが実現可能になるとしている。
今後は、4K/8Kの衛星放送をケーブルテレビ回線や光回線網で同時再放送することを目指し、NHKやジュピターテレコム(J:COM)、日本デジタル配信と共同で4K/8K放送の伝送に対応した小型の評価用受信装置を試作。技術評価を進めていく。
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